第1日目 陣馬高原-生藤山-浅間峠-笛吹峠-数馬峠

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行程

地名到達時刻所要時間
陣馬山高原08時37分
陣馬峠09時24分47分47分
生藤山11時35分131分2時間11分
浅間峠13時00分85分1時間25分
丸山15時21分141分2時間21分
笛吹峠15時38分17分17分
数馬峠16時29分51分51分
仲の平バス停17時35分66分1時間6分
浅間尾根登山口バス停18時21分46分46分
一日の歩行時間
9時間44分
日付:2011/03/26

山行記

八王子駅から陣馬高原の道

八王子駅から高尾駅に電車で移動し、高尾駅からは陣馬高原までバスで移動します。電車の到着時刻とバスの出発時刻は、特に意識はされていないダイヤだったので、高尾駅に着いた時には始発のバスが出た数分後でした。
その後40分待たされてからバスに乗りました。
高尾駅から陣馬高原までは、バスで40分ほどかかります。この辺りはマウンテンバイクで一度走ったことがあるので様子はよく知っているのですが、とても狭い道で車同士はすれ違うことが出来ません。こんな狭い道をよく大型バスが通れると感心して車窓から景色を眺めていました。

陣馬峠の道

バスが陣馬高原に着くと、立っている人もいた満員のバスから乗客が降りてゆきます。面白いのは、降りてすぐに歩き出す人がほとんどいないことです。トイレは男女とも、歩き始める前の用足しで行列が出来ています。ベンチに腰掛けてグループで話をしたり、歩き出す雰囲気がありません。
こうした人を尻目に歩き出すと、前には2組しか歩いていませんでした。

陣馬高原のバス停から陣馬峠までは地図で見ていたよりも距離があり、小一時間かかります。
途中、車道の法面工事を行っていました。

浅間峠の道

陣馬山から醍醐丸までが急な坂道で、醍醐丸を過ぎると、連行山の手前まではなだらかな傾斜の稜線を歩きます。

連行山から1000mを越える稜線となります。
茅丸がこの辺りの最高峰ですが、先日の降雪が残っていました。
生藤山から浅間峠までの道には、疎らに雪が残っているだけで、歩行の妨げとなるほどではありません。

浅間峠に着いたのが丁度午後1時。昼頃には着いていたかったので1時間の遅れです。日没の時間を考えると、予定ほど先には進めないことが、ここではっきりと分かってきました。

土俵山と雪の道

浅間峠から登ってゆくと、標高が再び1000mを越え、雪も出てきました。
土俵山の山頂とその周辺は真っ白に雪で覆われています。踝が埋まるくらいの積雪です。
針葉樹で葉が冬でも落ちないので、この辺りは鬱蒼としています。日影が多いので雪が溶けないようです。

雪の道には足跡が一組、おそらく2人でしょう。
人の足跡に混じって、イノシシやシカの足跡も見られます。

丸山と数馬峠の道

丸山の登りは日影の雪の道で、ちょっとした勾配もあって登るのが大変です。それほど深い雪でなくても雪道は歩く時間が遅くなり体力も消耗します。
丸山の山頂だけは日が当たる様で雪が融けていましたが、それ以外は数馬峠まで雪道でした。

この辺りの道は樹木が多く茂り、針葉樹で葉があるので視界が効かないのですが、数馬峠だけは西面の樹木が切られていて眺望が得られます。

数馬への下り道

数馬峠から数馬集落に降る道は、最初は雪で覆われていますが、降るにつれて雪はなくなります。勾配の急な下り道で、つま先が痛くなります。

秋川に降って橋を渡ると、仲の平バス停があります。
川を渡っている時に大型車のディーゼルエンジンの音がして嫌な予感がしたのですが、バス停にたどり着いて時刻表を見るとバスが出た直後でした。次のバスまで2時間ほど待たなければならないので、近くにある数馬温泉でまとうと歩いてゆくと休みでした。
バス停にはベンチも無いので、ベンチのあるバス停まで歩きます。

浅間尾根登山口バス停でようやく座って待つことが出来ました。
日が沈むと気温が急激に下がり、氷点下となりました。

地図

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