自然派空間

JR高尾駅、あるいは京王高尾山口駅を起点にして、高尾山から北西の三頭山に伸びる山稜を歩くと、日の短いこの季節には生藤山かせいぜい浅間峠までしか歩くことが出来ません。そこで、バスで陣馬高原まで行き、陣馬峠から歩き始めればもっと先に行けると考えました。
実際にはバスの運行の都合でそれほど早い時刻に陣馬山に行けなかったので、期待していたほどに先には進めませんでした。

高尾山から陣馬山まではハイキングコースと言っても良い道で、道は広く良く踏み固められています。下草も綺麗に刈り払われていて歩きやすく、まず道を見失うと言うことはありません。トイレも１時間ほどの行程ごとに設置されています。茶店も山頂や峠に点在していて、例えば食事や水を背負って歩かなくても済みます。

この環境は陣馬山、もしくは陣馬峠までで、陣馬峠から生藤山、浅間峠と進んでゆくと、トイレは無く茶店もありません。それでもベンチや東屋があり、道は広やかです。
浅間峠までがハイキングコースでしょう。

浅間峠から先は登山道です。そこから先を歩くのであれば、靴は登山靴、水や食べ物も十分に持たないと歩けません。それだけに、山を歩きたいという人にとっては魅力的な山域となります。