地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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白馬小屋 | 06時10分 | ||
白馬岳 | 06時35分 | 25分 | 25分 |
白馬小屋 | 07時01分 | 26分 | 26分 |
白馬尻 | 09時32分 | 151分 | 2時間31分 |
猿倉 | 10時13分 | 41分 | 41分 |
一日の歩行時間 |
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4時間3分 |
日付:2011/09/20 |
あまりにも風が強く、雨が横なぐりなので、当初、白馬岳に登るのはあきらめていました。
ところが、同じテント場にいた高校生達が、引率の先生と共に山頂を目指して歩き始めたので、後からついて行くことにしました。
大きな山小屋を過ぎるとそこが山頂で、あまりに近いので拍子抜けがします。山頂は東側が崖、西側がなだらかな斜面の様に思えますが、濃霧と言っていいくらいに視界が利かないので、想像で補っています。
風は強く冷たいので、長居は出来ません。そそくさと山頂を後にします。
山頂から降ってくる途中で大きなライチョウのオスを見かけました。雨が降っても平気で走り回っています。
岩道を降ってゆくと大雪渓に出ます。
登山の専門店の店員に白馬岳の大雪渓はアイゼン、ピッケルなしでも楽に通れると聞いていたのですが、9月の大雪渓は表面が固く滑りやすくなっています。その大雪渓が雨で更に滑りやすくなっていて、素のままで降るのは少し危険でした。
雪渓の上にばらまかれた様にある小石を踏むことで滑りを防ぎながら降りましたが、2回ほど足を滑らして転倒しかけました。4本歯のアイゼンぐらいは持って来た方が良かったでしょう。
大雪渓は登山者が付けた道のところどころにクレバスが口を開けています。黒く汚れた踏み跡を安易にたどっていくとクレパスがあるので危険です。大抵はクレパスの手前に木が立ててあり目印としてあるのですが、一箇所だけ目印がないところがありました。5mほど手前で気がついて慌てて避けました。
大雪渓は初心者でも楽に登り下りが出来る道と聞いていたのですが、秋だからか雨天だからかそれとも3日間の山歩きで疲れていたからか、とても難しい道に思えました。
白馬尻の小屋の軒先を借りて休憩を取って、人心地が尽きました。
白馬尻から猿倉まではすぐで、小一時間です。
猿倉でタクシーを呼び、同時刻に降りてきた登山者と相乗りで白馬駅に行きました。