第1日目 パンケシュウベツ川上流の登山口-支湧別岳

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行程

地名到達時刻所要時間
登山口07時25分
支湧別岳10時34分189分3時間9分
登山口13時02分148分2時間28分
一日の歩行時間
5時間37分
日付:2007/07/03

山行記

支湧別岳

登山口の駐車スペースが狭いので、車を端に止めておきます。他に登山者がいる山にも思えませんが、中途半端な止め方をすると、出入り口をふさぐように車を止められてしまうからです。
登山口には入山ポストがあり、記帳して登ります。ノートを見ると、一週間に一組くらいのペースで登山者が居るようでした。
登山口の標高は約700mです。
天候は晴天。

砂防ダムのある沢を渡ると登山道です。
入口から薄暗い森林の中の道を歩きます。
足下にエゾレイジンソウの青白い花やゴゼンタチバナの白い小さな花が咲いていました。
支湧別岳から北に延びている稜線に取り付きます。

尾根にかかると階段状の登り道となります。
周りはエゾマツとトドマツに覆い隠されています。何も見えません。
大木がところどろろに見られます。一番多いのは直径30-40cmくらいの樹木です。
人の背丈ほどの幼木も多いです。

殆ど変化のない登山道ですが、台風かなにかでまとまって倒れている木があり、そこからは多少の眺望があります。

山頂下に出ると雪田があります。
雪田の先はハイマツ帯で、森林限界を越えます。花の季節には少し早かったのですが、キンポウゲやハクサンチドリなど、高山植物の花も雪田の先から見られるようになります。

支湧別岳の山頂は、ハイマツに囲まれた小さなスペースです。
足下にはイソツツジとコケモモの白い花が咲いています。
視界はすこぶる良好で、雪を頂いた表大雪やニセイカウシュッペ山など2000m前後の標高の山が見られます。
雲高がちょうど支湧別岳の標高と同じくらいらしく、目線の先に大きな白い雲が浮かんでいました。
北には北見山地の山がかすむ先まで続いています。北見山地には標高の高い山はありませんが、山深さでは日本でも有数でしょう。

地図

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