北アルプスの南西端の笠ヶ岳を起点に日本海の親知不までを縦走する8泊9日の山旅です。途中、数日雨に降られましたが、一日中降られ通すと言う日は無く、晴天は得られませんでしたが、雨に降られないという点では天候に恵まれた9日間といえました。
北アルプスの縦走路のなかで、笠ヶ岳から鷲羽岳、裏銀座、後立山連峰の道は、距離の割に標高差の少ない道なので、思いの他、一日辺りの歩く距離がはかどります。
9泊10日を予定した山旅でしたが、予備の食料を3日分用意しておきました。カメラやバッテリーも予備を多めに持参したので、水を除いた荷物の重量は、出発時で約16kgありました。
だた、実際に歩いて見ると、8泊9日でも多かったことが分かります。
例えば初日は笠ヶ岳山荘ではなく、稜線の先にある双六小屋まで十分に歩ける距離と高低差でした。初日に双六小屋に泊まれば、2日目は烏帽子小屋まで足を伸ばせます。これだけで既に2泊3日を1泊2日に短縮できたわけです。
今回使用した山と高原の地図では、笠ヶ岳周辺の所要時間にかなりの誤差があり、のちのちまで悪い影響を受けました。
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