武蔵五日市駅から馬頭刈尾根を登り、奥多摩三山を経て牛ノ寝通りから大菩薩嶺に登る1泊2日の山旅です。
ほぼ一月ぶりの山歩きなので、足腰がなまっていて思う様に体が動きません。
大岳から御前山にかけて、予定よりも所要時間がかかってしまいました。
三頭山にかかる頃に、気温が下がり肌寒くなったと思うと、それまでぱらぱらと降っていた雨が、篠突く様な雨に変わりました。雷が鳴らないのが幸いでした。
三頭山の東峰から西峰に登ると、雨脚は更に激しくなってきます。
初日はずぶ濡れで三頭山避難小屋に泊まりました。
二日目、昨日の疲れが残ることを心配していたのですが、それほどの疲れはありませんでした。
三頭山西峰から鶴峠に下り、松姫峠を越えて牛ノ寝通りにかかります。
一時は木漏れ日も差していたのですが、大菩薩峠にかかる頃には深い霧となり、大菩薩嶺に登る頃には、昨日と同様に雨が降り出してきました。雨は降ったり止んだりで、土砂降りにはなりません。
丸川峠から大菩薩峠登山口までの急坂道を下ってバス停に降りました。
2日かけて歩いて来たコースを、バスと電車で引き返すのですが、4時間あまりで武蔵五日市駅に帰り着いたのは、短い様な長い様な時間の感覚でした。