地名 | 到達時刻 | 所要時間 | |
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丸川分岐登山口 | 08時35分 | ||
丸川峠 | 10時04分 | 89分 | 1時間29分 |
大菩薩嶺 | 11時34分 | 90分 | 1時間30分 |
大菩薩峠 | 12時38分 | 64分 | 1時間4分 |
石丸峠 | 13時07分 | 29分 | 29分 |
石丸峠バス停 | 14時04分 | 57分 | 57分 |
一日の歩行時間 |
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5時間29分 |
日付:2008/10/27 |
8時半過ぎという遅い時間に登山口の駐車場に着いたにもかかわらず、先着の登山者の車はわずかに1台だけでした。丸川峠の登山道を利用する登山者の少ない事が分かります。
天気は高曇りでした。遠望は効きませんが大菩薩湖など足下の景観はよく見えました。
登山口からしばらく荒れた林道を歩いた後、岩が散在する急斜面を登ります。
段差が1m以上もある岩をよじ登ったりするので、体力を消耗します。
林道を歩いているときは日の差さない谷の道でしたが、高度を上げるにつれて、尾根の上に出るので日が差し込んできます。もちろん、晩秋の季節なので、落葉樹の葉が落ちているという理由もあります。夏場に歩けば薄暗く感じる道かもしれません。
紅葉は少なく黄葉が多いようです。
樹林から笹藪に出たところが稜線の鞍部で丸川峠です。
峠の分岐に山小屋が建っています。営業しているのかどうか、分かりませんでしたが、切り口の真新しい薪が積み上げられているので、管理人はいるようです。
丸川峠から大菩薩嶺までは深い樹林で勾配の緩やかな道を上ります。
道のところどころは石を積み上げて造られおり、手間暇をかけて整備されていることをうかがわせます。
道は大菩薩嶺の山頂部の北西を上っているので、日陰になります。薄暗くて陰気な雰囲気です。下草に蘚苔類が生えているのがその印象を助長しています。
大菩薩峠は薄暗い樹林の中に、ぽっかりと空いた穴の様なところです。
山頂をしめす標柱が立っていなければ、大菩薩連嶺の最高地点とは気づかずに、通り過ぎてしまう様なピークです。樹林に覆われて眺望はありません。
大菩薩嶺の山頂は樹林の中にあり眺望はまったく有りませんが、数百メートル南に降ると樹木が無くなり視界が開けます。
ここから大菩薩峠までは樹林はなく、欲しいままの眺望が得られます。
岩がごろごろしている登り下りのある道が峠まで続きます。尾根の斜面は笹に覆われています。疎らに針葉樹が生えています。
大菩薩峠には山小屋の介山荘の他、売店や食堂を兼ねた建物もあります。大菩薩嶺からここまではハイカーであふれています。登山者らしい服装や装備を持っている人はわずかでした。
大菩薩峠から石丸峠までは小さなピークを越えます。樹林に覆われたピークで、足元は土路面で、湧水があるのかぬかるんでいるところが多いです。大菩薩峠の道とは印象がだいぶ異なります。
この道は、ハイカーには人気がない様です。
石丸峠は無名のピーク同士のあいだにある鞍部です。
この峠も笹に覆われた峠で、見晴らしがききます。
石丸峠からの下り道は、カラマツの植栽林の中を通ります。
途中で林道を横切ります。