第1日目 神原登山口−国見峠−山頂(往復)

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行程

地名到達時刻所要時間
神原登山口07時50分
五合目小屋08時24分34分34分
国見峠09時55分91分1時間31分
祖母山10時52分57分57分
祖母山(休憩)11時11分19分19分
国見峠11時47分36分36分
神原登山口13時45分118分1時間58分
一日の歩行時間
5時間55分
日付:2009/11/18

山行記

五合目

神原川の上流の車道の行止が登山口です。
神原登山口の立派な駐車場には自衛隊の車両が1台止まっているだけでした。
人気が全くないので、本当にここが祖母山の登山口か不安になるほどでした。登山口には「日本百名山 祖母山」の題名の案内板が立っています。これによると、深田久弥氏が神原登山口から山頂の登ったとあります。

入山してしばらくは、落ち葉に隠れた踏み跡のような道を上ります。
途中に幾つか滝があり、この滝を巡るように「渓谷トレッキングコース」が設けられています。
渓流や滝と登山道のあいだには樹木があるのですが、晩秋ないし初冬と言うことで葉が落ちていて、見通しがききます。

五合目小屋の手前に御社の滝があり、ここまでがトレッキングコースとなっています。
道は登山道と言うよりは遊歩道といった方が、実際に近いでしょう。天然のアマゴが生息していると書かれていました。

落葉広葉樹と杉の植栽林が交互に現れるうちに、ブナの木が見られました。寒冷、多雪を好むブナの木の南限は大隅半島ですが、祖母山も南限に近いと言えるでしょう。九州でブナの木を見るとは思いませんでした。
現地の案内板によると、ブナ林の下にツガ林、その下にモミ林があるそうです。祖母山は意外に寒冷な山なのかもしれません。

御社の滝から少し登ると五合目小屋です。
開いているかどうか確認しませんでしたが、立派な作りの小屋で、入口に長い軒先が伸びています。悪天候の時など、室内に入れなくても、軒先で雨はしのげそうです。

国見峠

五合目小屋を過ぎると、杉の植栽林の斜面に設けられた階段を上ります。普通、杉の植栽林は日が差し込まないので薄暗いのですが、この山の杉林は、落葉樹林と斑模様に作られているので、明るいです。

杉の林を抜けて沢を渡ると、本格的な登りの山道となります。
尾根の上を歩く道で、ここでもブナが見られます。
標高が高くなるにつれ、気温が低くなるので、それまで泥の道だったのが、霜柱の道に変わりました。
道に変化は乏しく、視界が悪く景観も楽しめません。

国見峠が近くなると、昨夜の霧が樹木に凍り付き、樹氷が見られるようになりました。
笹は白い色に染まっています。
新緑の緑のトンネルや紅葉の赤のトンネルは何度も通りましたが、白のトンネルは北海道時代をのぞけば初めてです。九州でこの様は風景に出会えたのは収穫でした。
9時33分の気温は0℃でした。

国見峠は広い広場です。お地蔵さんが笹の端に置かれていました。
駐車場に車を止めて登ってきた、自衛官のグループとすれ違います。
祖母山山頂まで1kmと書かれていました。

祖母山

国見峠から山頂まではわずかの距離で、勾配も緩やかです。
途中、九合目と言うのがありました。
驚いたのは有人の営業小屋だったことです。100円と有料のトイレがあり、宿泊も出来ると入口に書かれていました。

山頂に着くと人でごった返しています。
登山道が複数あるらしく、わたしが使った道はどうやらもっとも歩く距離の長いルートだったようです。それで他に登山者がいなかったわけです。

気温は氷点下でしたが風がないので暖かいくらいでした。
山頂の小さな広場の周りの樹木は、全て霧氷に覆われていて真っ白です。足下も、霜柱が立っていて白くなっています。
雲は厚く、見通しはききません。景色が楽しめないので、一通りの写真を撮り終えたら下山しました。

地図

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