登山とスマホの通話状況

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飯豊連峰(飯豊山・大日岳・北股岳・朳差岳)(山小屋)

大日岳を最高峰に、飯豊山を主峰とする山脈です。福島県、新潟県、山形県の三県にまたがる長大な山脈で、三県それぞれに登山口があります。登山道の数が多くあり、それぞれのルートならではの景観を楽しむことが出来ます。

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利用者のあまりいないダイグラ尾根は飯豊山荘に車を止めさせて貰います。入山後はしばらく林道を歩き終点が登山口で、ここからダイグラ尾根に出るまで坂道を登ります。尾根に出ると勾配はやや緩やかになります。登山者の少ない道ですが、登山道ははっきりとしています。ピークの多い道で上り下りを繰り返しながら少しずつ標高を稼いでゆきます。ピークは森林限界を越えていて、ハイマツが覆っています。宝珠山のピークが最後で、ここを過ぎると一気に飯豊山に達せられます。急勾配のジグザグを切った道です。

飯豊連峰を縦走する南からの登山口は川入と弥平四郎があります。
弥平四郎登山口までは西会津町営デマンドバスが運行されていて、最終便は午後4時前後です。事前に予約を入れて乗らなければなりません。このバスは登山口の手前が終点で、そこから林道をしばらく歩き、やがて登山道に入ります。宿泊は無人の祓川小屋です。
祓川登山道は稜線に出るまで急勾配の道です。1272m付近で稜線に出ます。廻りの樹木は矮樹で展望も開けます。三国小屋を経ると、樹木は更に低くなり、景観を思い切り楽しめます。飯豊連峰は残雪の多いことで知られていて、初秋にやっと融けた雪の跡から高山植物が育ち、春夏秋の花が一斉に花を開きます。チングルマやミヤママツムシソウ、ニッコウキスゲ、イイデリンドウが見られます。御西小屋は有人の山小屋ですが、空き地にテントを張ることも出来ます。ここに荷物を置いて、軽装で飯豊連峰の最高峰の大日岳まで往復できます。
縦走のハイライトが飯豊本山から北股岳の標高2000m越の森林限界を越えた区間です。丸みを帯びたピークと深く切れ込んだ谷が魅力的です。8月に入っても残雪が豊かに残っています。森林限界は頼母木山(たもぎ)のピークを越えると終わります。道も下り坂となりますが、鉾立峰、朳差岳の登り返しはかなり辛いです。
朳差岳から大石ダムまでの下り道はつま先が痛くなるほどです。大石ダムから約30分歩くと2車線の道路に出ます。スマホが使えるのでタクシーを呼ぶことも出来ます。駅まで歩くことも出来ますがかなり距離が有ります。

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朳差小屋

大石山から北に延びて東俣(大石ダム)まで下る尾根道の上のピークにある無人無料の避難小屋。「えぶりさし」と読む。

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頼母木小屋

主脈縦走路の有人有料の避難小屋と手は、もっとも北にある。

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門内小屋

門内岳の北にある有人有料の避難小屋。

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御西小屋

飯豊山脈縦走路と最高峰の大日岳に連なる稜線が出合う箇所に立っている有人有料の避難小屋。

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切合避難小屋

大日杉登山口から地蔵岳経由で登ってくる登山道が縦走路とここで出合う。

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三国岳避難小屋

川入からの登山道と、弥平四郎からの登山道が出合うピークにある有人有料の避難小屋。

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祓川山荘

弥平四郎から入山をすると、登山口から30分ほどのところにある無料の避難小屋。

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Yuichi Mizunuma H.N.う

Yuichi Mizunuma (H.N.zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。

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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。

現在は八王子市に居住中、今後は八王子市から離れることはありません。

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