火山で作られた知床半島の脊梁山脈です。最高峰の羅臼岳と活発に噴煙を上げる硫黄山に登山道が設けられています。
羅臼岳も活火山です。室町時代に噴火をしています。
羅臼岳への登山道は二つあり、オホーツク海側の岩尾別温泉ルートと、根室海峡側の羅臼温泉ルートです。距離、高低差は羅臼温泉ルートの峰が厳しいので、岩尾温泉ルートを取る登山者が多いようです。
岩尾別温泉ルートの麓付近はミズナラと根の曲がったダケカンバが多く見られます。根曲がりの原因は積雪で、岩尾別温泉のある斜里町が豪雪地帯であることが分かります。
極楽平を越えると森林限界を越え、吹きさらしとなります。その上に広がる羅臼平はハイマツに覆われた平坦地です。
ここが羅臼岳と硫黄山への縦走路となります。羅臼岳の山頂への道は岩場をよじ登る様なものです。天候に恵まれれば、国後島や知床岬が見えます。
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