群馬県と長野県の県境にある標高2160mの山です。国道292が通っていて山頂直下に駐車場が設けられているので登山の対象にはにはなりづらい山となってしまいました。日本百名山の一座です。活動的な活火山で、約16000年前から活発な活動を繰り返しています。湯釜火口湖付近で1983年に水蒸気噴火を起こしています。
ハイキングの対象にすらならない草津白根山ですが、国土地理院の1/25000の地図を丹念に見ると、草津温泉から本白根山まで登山道があるのが分かります。国道292と併走している登山道です。登山口は草津温泉の端にあり、特に案内板などは立てられていません。探すのには苦労するでしょう。
登山道は殺生河原からスキー場のロープウェーの下を歩きます。あちこちに噴気口があり、活火山特有の黒と灰色の大地が広がっています。峠を越える自動車やバイクの音がややうるさく感じられますが、歩く人がいない爽快感には変えられません。山頂付近は観光客向けの遊歩道となっていて、湯釜を歩く道や万座温泉に歩ける道などがあります。
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