埼玉県西部に有る山で日本百名山の一座です。屏風の様な垂直に見える岩峰が特徴的で、どこから見てもその特異な姿は目立ちます。秩父山脈の一座に数えられることもありますが、山脈からはやや離れいます。標高は1723mです。
主要な登山道は四つあります。利用されている登山道は日向大谷口と白井差口の二つでしょう。
中双里に登山口がある梵天尾根登山道は、両神山の登山道の中では最も距離が長いでしょう。登山口に駐車場はありませんが車数台を止められるスペースが河原にあります。
中双里から白井差峠までは尾根登りの急峻な坂道です。白井差峠は標高約1337m、ここから稜線の道となり勾配は緩やかとなります。峠には道標が立てられベンチやテーブルもあります。ただ設置されてから随分と年月を経ているらしく半分朽ち果てています。
大峠にもベンチが設けられていますが朽ちかけています。中双里と両神山と書かれた道標も朽ちかけています。このあたりから落ち葉が道を覆い隠し、無名のピークに迷い込む事もしばしばです。途中、笹の原にでますが、ここは道が笹の間を通っていて迷わずにすみます。両神山へ至る最後のピークと両神山との間のコルに登山道が設けられている様ですが地図には載っていません。
両神山の頂は岩峰です。遮るものが何も無いので素晴らしい眺望が得られます。
八丁峠登山道は県道のトンネルの北側に登山口(標高1294m付近)があります。東屋とトイレも設けられています。車も数台止められるスペースがあります。八丁峠登山道は過酷な道です。入山後すぐに倒木で道が塞がれています。それも数カ所あります。倒木地帯を過ぎると岩峰の上り下りが連続します。一応クサリ場となっていますが、かなりの体力を消耗します。標高1670m付近まで一時間上り下りを繰り返しても1kmしか進めません。標高1746m付近でようやく上り下りが終わり、両神山の頂へと岩稜を歩きます。
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