道央に有る山で標高は1898m、蝦夷富士とも呼ばれている山で成層火山です。古羊蹄山の噴火は6万年から4万年前に起こり4万年前には西部が大崩壊して山麓には岩屑なだれの堆積物が拡がっています。その後の噴火で美しい成層火山が生まれました。1万円前からは山麓で側火山の噴火が始まると山頂も噴火を繰り返します。4000年前に山頂から溶岩が流出し、2500年前に最後のストロンボリ式噴火が起きています。現在は活動的な活火山とされています。日本百名山の一座です。
登山口は倶知安(比羅夫)、真狩、喜茂別、京極の4つがあります。
真狩村の登山口には大きな駐車場があり、100台以上が止められそうです。キャンプ場と併設されていて登山口はキャンプ場の最奥にあります。入山箱もあるので届けておきます。真狩登山口から山頂火口壁まで3時間15分から4時間かかります。
一合目(標高514m付近)と書かれた道標がかけられているあたりは斜度は緩やかでジグザグも切られていません。樹木に覆われている山なので、登山道の廻りには樹林が繁っています。切り払いは適時行われているようで、とても歩きやすい登山道です。四合目と五合目の間あたりには(標高1066m程)根の曲がったダケカンバがよく見られます。豪雪地帯なのでしょう。標高が高くなって行くにつれて樹林は疎らとなり、僅かなダケカンバが生えているだけです。標高1496m付近が七合目です。まだ樹林帯です。
山頂の外輪山に着き左に折れる旧山小屋を経て山頂に至ります。外輪山には麓からの登山道との合流地点が多数あります。山頂は岩山の上に石で固定されて居る道標が立っています。山頂の噴火口を一巡りする道があり、途中の岩場は慣れていないと危険を感じるかもしれません。ぐるりと一周をして真狩村登山口に下ります。
「羊蹄山(後方羊蹄山)(登山道)」にはまだ投稿がありません。
検 索
メニュー
山名や山小屋名の入力には、ユーザー登録が必要です。ユーザー登録はスパム対策のために実施しています。
エリア » 羊蹄山(後方羊蹄山)