瑞牆山(標高2230m)は秩父山脈縦走路から少し離れた所にある岩峰です。岩がタケノコの様に立っている特異な山容が目を引きます。瑞牆山よりも標高の高い金峰山から見るとその特異な山頂が目に留まります。登山道は二つあります。一つは大半の登山者が登る藤平から北に分岐するルートです。もう一つは北の登山口で途中不動滝を経るルートです。日本百名山の一座です。
みずがき山荘からのルートは入山すると富士見平まで急坂道が続きます。富士見平から北上をして瑞牆山に至ります。富士見平から沢渡り(1816m)があるので少し下ります。沢は晴天の日にはおとなしい流れですが、雨天や雨天後には徒渉はかなり厳しいでしょう。山頂の下(標高1846m付近)からは岩場の道でクサリ場やハシゴ場が幾つか設けられています。かなり厳しい岩場の道なので、初心者が登り道が判断できずに立ち往生をしています。山頂に近づくと六月下旬ならアズマシャクナゲの満開の姿を見ることが出来ます。瑞牆山の山頂は大きな一枚岩とそれを取り巻く様に岩が群れています。
不動滝のルートは殆ど歩く人のいない登山道です。樹木が覆い繁り鬱蒼としています。道は岩もありますが大半は土と泥の路面です。登山口からは2時間前後で頂を踏めます。
岩と森林が共に林立している珍しい風景の山です。信州峠の南の集落の黒森から見た姿が一番良さそうです。日本百名山の一座として高い人気のある山ですが、岩場が連続しているので登山渋滞がよく起きます。
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