二日目は南八ヶ岳の核心部分の赤岳、横岳、硫黄岳を通ります。
青年小屋からキレットまでは多少の岩場はあるもののたいしたことはありません。キレットから赤岳までが本格的な岩場となります。クサリやハシゴが連続します。
赤岳は日本一の山岳展望台と言う人もいるくらい、眺望に恵まれています。北はこれから歩く八ヶ岳の連嶺が並び北の端に円錐形の蓼科山が見られます。北西には北アルプス、西には中央アルプス、南には富士山が見えます。
岩のごつごつした登山道は赤岳から横岳にかけてです。横岳を過ぎて硫黄岳の鞍部にかかると岩場は無くなり、広い稜線に出ます。とても広いのでガスがかかったときには道を見失いそうになりますが、人の背丈を超えるケルンがあるので迷うことはありません。
硫黄岳の東に落ちる爆裂穴を見ながら夏沢峠に下ります。体力や時間によっては夏沢峠から西に少し下ったオーレン小屋に泊まる選択肢があります。
夏沢峠から北の天狗岳を越え、ヒュッテ黒百合まで歩いてゆくと、明日以降の日程がとても立てやすくなります。
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Yuichi Mizunuma (H.N.うーたん or zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板や自然派空間のWebMasterもしています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。
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使用の登山靴はドイツ製のマインドル・アルパインを主に縦走登山に、日帰りから3泊程度の短い山旅にはモンベル・ツオミを使っています。冬期登山はモンベル・アルパインクルーザー3000です。
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は宇都宮市に居住中、今後は宇都宮市から離れることはありません。現在は事情があって外泊が出来ないので、休日に福島県や群馬県や茨城県に400kmから600kmくらいの日帰りツーリングをしたり、那須岳や日光連山や南会津山地に日帰り登山をしたり、銚子市やいわき市勿来や福島市辺りまで200km-250kmほどのサイクリングに行ったりとしています。