秩父山脈が雲取山で標高の高いピークを終わり、尾根を幾筋も東南に伸ばしている中の最南東端にあるのが高尾山です。登山というかハイキングというか分かりませんが入山数は300万人とも言われていて賑わっています。高尾山から北西に延びる尾根が笹尾根で、途中に陣馬山、生藤山があります。
高尾山は登山道が幾つもある他に四通八達した支線も多くあります。多くの登山者は薬王院の表参道の1号路を登って行きます。高尾山の山頂からは富士山が一望できます。山頂から奥高尾のエリアに入り小仏城山まではハイキングコースでしょう。小仏峠を経て景信山まではややきつい坂道を通ります。景信山から陣馬山まではなだらかな稜線歩きの道で多少のアップダウンを繰り返します。この道も支線が多くあります。体調や体力、バスの時間に合わせたルーティングが可能です。
陣馬山を下り和田峠を越えると登山者の数はめっきり減ります。生藤山までには醍醐丸(標高867m)茅丸(標高1019m)などの小ピークを越えます。生藤山から浅間峠(標高881m)まで一気に降り、土俵岳(標高1005m)まで登り返します。ここからは勾配は緩やかとなり、なだらかな小ピークを上り下りします。
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