奥多摩の山|クライミングトーク

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三頭山(標高0 m)

三頭山

奥多摩三山の一つで、最も高い山です。
山頂は東峰と西峰に大きく二つに分かれていて、東峰は10mほどの間隔で東峰と中峰に更に分けられています。

標高1531mと低い山なのですが、山頂は岳樺(ダケカンバ)の疎林に覆われています。山頂付近には保護されている原生林(正確には原生林に限りなく近い自然林)があり、ブナの大木も見られます。高山の雰囲気が多少感じられるところです。眺望は東峰にある見晴台から得られます。


地図で見る三頭山


ヌカザス尾根
ヌカザス尾根

三頭山から北に延びる尾根がヌカザス尾根です。
途中でモロクボ尾根が北西に派生してますが尾根の分岐は顕著では無く、尾根道はほぼ一本道で道に迷うような箇所が無いほどです。

尾根道は奥多摩湖まで一気に降っています。
僅かなタルミはイヨ山から南に三つある小ピークの鞍部くらいでしょう。岩場などはありませんが、大変な急坂道なので、雨の日や雨天後に歩くときは、木の根木の枝をつかみながら登り下りをしないと、安全性が保てないほどです。...もっと読む »

累積標高1381 m(登り 193 m 下り1188 m)
距離:7.10 km

モロクボ尾根
モロクボ尾根

三頭山から北に延びるヌカザス尾根から、北西に派生しているモロクボ尾根にも登山道があります。
急峻な坂道のヌカザス尾根道が楽な坂道と思えるくらいの更に急な坂道です。
ヌカザス尾根からの分岐は、ヌカザス山の手前の鞍部にあって、分岐の手前は最も勾配の急な箇所となっています。...もっと読む »

累積標高1202 m(登り 115 m 下り1087 m)
距離:4.89 km

三頭大滝-都民の森-数馬
三頭大滝-都民の森-数馬

数馬、ないし都民の森駐車場と三頭山の山頂を結ぶルートです。
三頭山の周りに設けられた遊歩道の中でも、最も利用者の多いルートの一つでしょう。
途中には落差の大きな三頭大滝があり、はとバスの観光客がここまで入ってきますので、駐車場から三頭大滝まではおが屑が地面に敷き詰められた歩きやすい車道を歩きます。

三頭大滝からムシカリ峠までは石を割って敷き詰めたような、荒っぽい道です。
ムシカリ峠から三頭山西峰、三頭山東峰までは長い階段となっています。...もっと読む »

累積標高962 m(登り 897 m 下り65 m)
距離:6.57 km

浅間尾根
浅間尾根

三頭山から派生して、南秋川と北秋川の渓谷に挟まれた山稜が浅間尾根です。
歩いていて目立つほど顕著なピークはありませんが、払沢の滝(ほっさわ)の奥の時坂峠(とっさか)の更に奥に尾根の由来となった浅間嶺と呼ばれるピークがあります。...もっと読む »

累積標高2325 m(登り 546 m 下り1779 m)
距離:18.26 km

笹尾根
笹尾根

上川乗(かみかわのり)から笹尾根に登り、笹尾根を三頭山まで縦走するルートです。笹尾根は三頭山から槇寄山までの坂道を除けば、全体が緩やかな勾配の道で、登るのもそれほど苦になりません。
数馬、ないし都民の森までバスで移動して、三頭山に登ってから笹尾根を下る登山者は多いようですが、登る登山者は僅かしかいないようです。

三頭山登れば、数馬に下ることも、奥多摩湖に下ることもできます。...もっと読む »

累積標高2463 m(登り 1824 m 下り639 m)
距離:15.00 km

鶴峠-松姫峠
鶴峠-松姫峠

三頭山系は、美しい名前の鶴峠、松姫峠を挟んで大菩薩連嶺と対峙しています。
三頭山から直接下るのは鶴峠ですが、バスの便や駐車場の関係から松姫峠を利用した方が良い場合もあります。鶴峠には駐車スペースはありません。バスはどちらの峠にも出ていますが、便数は少なく午後は早い時間で最終便が通過します。...もっと読む »

累積標高1497 m(登り 607 m 下り890 m)
距離:8.90 km

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運営者紹介

Yuichi Mizunuma H.N.zen

Yuichi Mizunuma (H.N.zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板ツーリングトークのWebMasterもしています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。

2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は東京都八王子市に居住中、今後は八王子市から離れることはありません。