第2日目 三頭山から雲取山までの道

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行程

地名到達時刻所要時間
三頭山避難小屋04時18分
三頭山東峰04時36分18分18分
深山橋06時18分102分1時間42分
鴨沢バス停07時00分42分42分
雲取山11時20分260分4時間20分
芋ノ木ドッケ分岐(長沢背稜)12時22分62分1時間2分
三峯神社15時15分173分2時間53分
一日の歩行時間
10時間57分
日付:2013/05/26

山行記

鴨沢

日の出前に三頭山避難小屋を出発して、鴨沢に下ります。
ヌカザス尾根を北に進み、途中でモロクボ尾根に道を変え下ります。たまたま麦山浮橋が渇水のために通行不能となっていました。麦山浮橋が渡れないとヌカザス尾根道は使いにくくなります。

ヌカザス尾根道も急坂道で下っていて驚かされましたが、モロクボ尾根道はそれ以上の勾配を持った道でした。尾根の急斜面をジグザグを切らずに道がつけられているので歩く方はたまりません。雨でぬかるんでいたら登りも下りもままならないかもしれません。

鴨沢に着いて休憩を取っていると、奥多摩駅行きの始発のバスが丁度着きました。

雲取山

青梅街道沿いの留浦(とずら)と鴨沢の駐車場は満杯で、準備中の登山者が駐車場に収まりきらず、車道にまではみ出していました。
鴨沢からしばらくは急な坂道です。

10人、15人と言う大きな集団が登山道を上って行きます。
大集団なので歩く速度は遅くなりがちのようです。
マウンテンバイクが2台、追い越して行きました。トレールランニングにマウンテンバイクと登山道も賑やかです。

急坂道を終えると、堂所山まではなだらかな上り坂となり、堂所山から七ツ石山までが、また急坂道となります。ただし、七ツ石山を巻いてブナ坂に出られる道があるので、坂道も山頂まで登る必要はありません。
今回の様に、バスの時刻のために下山時間が決まっているときなどは、こうした巻道は助かります。

七ツ石山から雲取山の稜線は、石尾根方面から歩いて来た登山者や日原から登って来た登山者も合流して、かなり混雑をしていました。
雲取山に限らず、日本百名山に選ばれている山はどこも混雑しているので驚かなくなりましたが、登山者は特定の登山道に集中する様で、飛竜山から雲取山に至る縦走路では滅多に登山者は見かけません。

登山者でごった返している雲取山の山頂は素通りをして、雲取山荘のベンチで3回目の休憩を取ります。

三峯神社

雲取山から芋ノ木ドッケまでの道は歩いていますが、白岩山から三峯神社までは今回が初めてです。
2017mの雲取山から一途に下る道を想像していたのですが、これは外れて、白岩山の前後は岩場で登り下りの多い道でした。
雲取山へのアプローチは、三峯神社からが一番楽で初心者向けと聞いていたので少し意外です。この辺りの岩場と登り下りの激しい道は、初心者には厳しいのでは無いかと思いました。

前白岩山を越えて霧藻ヶ峰にかかります。
霧藻ヶ峰の山頂には東屋があります。
この辺りの稜線で、樹皮がカラマツやトウヒに似ているが、それとは異なる種類の不明な針葉樹をよく見かけました。そのうちに「コメツガ」と樹木に案内板が張られていたので、樹種が分かりましたが、雲取山山系にコメツガあるとは知りませんでした。

霧藻ヶ峰から三峯神社までの道はハイカー向けに整備されていて、やや勾配や急ですが楽に下れました。
三峯神社に着いたのは、終バスの発車時刻の2時間近く前となったので、一便早い午後3時台のバスに乗ることが出来ました。

地図

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