雲取山荘から西の笠取山まで歩きます。
大洞山(飛龍山)を越えて将監峠まで下り、唐松尾山から笠取山までの2000m前後の稜線を通って笠取小屋に至ります。登り下りの少ないルートですが、桟道や岩稜が意外に多くあります。雨天など滑りやすい天候の時は危険を感じるルートです。
2012年に閉鎖されてしまいましたが、2011年までは雲取山の山頂を巻いて雲取山荘から三条ダルミまで行ける巻き道がありました。
三条ダルミから北天のタルまではピークを経ない稜線の南がわを巻く道で、登り下りはほとんどありません。
北天のタルから大洞山の登りになりますが、登山道は大洞山の山頂を南に巻いています。登山道と言うよりは踏み跡と呼べる急な坂道が大洞山の東がわから山頂に伸びています。
飛龍山を越えて下るる禿岩の分岐です。禿岩の方へ少し進むと、北アルプスの方角に視界が開けて岩峰にでます。
禿岩から将監峠までは、稜線の南がわを巻く道になり、登り下りがほとんど無くなります。
将監峠は縦走路から少し下ったところにあります。
牛王院平の西の端に山ノ神土の十字路があり、和名倉山への道と唐松尾山から笠取山の巻き道が交差しています。からまつおやまから 笠取山の稜線の道は一部岩稜となるので、岩場が苦手な登山者や時間を短縮したい登山者は巻き道を選択します。
唐松尾山から笠取山の稜線は岩稜が多く、石楠花に覆われています。眺望はほとんどありませんが、笠取山の山頂から南東から南西にかけて視界が開けます。
笠取山の急斜面を下ると、荒川、多摩川、富士川の分水嶺と言う小さなピークの脇を通ります。
ここまで下れば笠取小屋まではわずかです。
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Yuichi Mizunuma (H.N.うーたん or zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板や自然派空間のWebMasterもしています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。
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使用の登山靴はドイツ製のマインドル・アルパインを主に縦走登山に、日帰りから3泊程度の短い山旅にはモンベル・ツオミを使っています。冬期登山はモンベル・アルパインクルーザー3000です。
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は宇都宮市に居住中、今後は宇都宮市から離れることはありません。現在は事情があって外泊が出来ないので、休日に福島県や群馬県や茨城県に400kmから600kmくらいの日帰りツーリングをしたり、那須岳や日光連山や南会津山地に日帰り登山をしたり、銚子市やいわき市勿来や福島市辺りまで200km-250kmほどのサイクリングに行ったりとしています。