生命保険控除には一般生命保険料控除、介護医療保険料控除、個人年金保険料控除の3つがありそれぞれに上限額が設けられています。また、2011年12月31日以前の生命保険控除は一般生命保険料控除と個人年金保険料控除の2つしかありません。給与所得者が年末調整をする場合には特に意識をする必要はないと思いますが、ふるさと納税で寄附をする場合には控除額に影響を与えます。生命保険控除は保険会社から10月頃に生命保険控除証明書が郵送されてくるので、金額を確認して下さい。2012年1月1日以降の生命保険控除の上限は3つを合わせて所得税が12万円、住民税が7万円です。
ふるさと納税の控除上限額に与える生命保険控除の金額は各ポータルサイトのシミュレーションでも得られますが、より正確を期すためには居住地の市区町村の担当部署や最寄の税務署に問い合わせることをお勧めします。
生命保険控除は年末調整で処理されるので、ワンストップ特例制度を利用することができます。給与所得者の場合、e-Taxを利用したり書類による提出をしたりと方法は複数ありますが確定申告は複雑で面倒なものです。ワンストップ特例制度を利用できるのは大きなメリットです。