第1日目 沼原湿原-大峠-三本槍ヶ岳-日の出平

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行程

地名到達時刻所要時間
沼原湿原の駐車場06時31分
姥ヶ平下分岐経由三斗小屋08時50分139分2時間19分
大峠10時07分77分1時間17分
三本槍ヶ岳11時47分100分1時間40分
朝日岳経由峰の茶屋峠13時31分104分1時間44分
日ノ出平14時19分48分48分
沼原湿原の駐車場15時47分88分1時間28分
一日の歩行時間
9時間16分
日付:2014/06/21

山行記

沼原湿原から三斗小屋まで

朝6時半、沼原湿原の駐車場で準備を終えて出発をするとき、廻りの尾根は深い雲に隠されてしまっていて、今日も雨かと思ったが、デジタル一眼レフカメラは持って行くことにした。この日は、昼過ぎまで雨は降らず、午前中には青空すら見られたので、この判断は正解だった。

沼原湿原の駐車場から少し下ると、沼原湿原の分岐に至るが、三斗小屋宿跡経由の道を歩くつもりが、ここで道を間違えて三斗小屋温泉に最短距離でアプローチをする姥ヶ平下分岐経由の道を取ってしまった。
分岐から木道が木道が延びていたが、この木道を歩くのが沼原湿原経由の三斗小屋宿跡経由三斗小屋温泉行きの道だったらしい。木道は沼原湿原を歩くハイカーのための遊歩道と勘違いしたのが間違いだった。

沼原湿原から姥ヶ平下分岐まではなだらかな登り坂で、体力は殆ど消耗しない。道は良く整備されていて歩きやすいが、利用する人は少ない様だ。
分岐から御沢に一度下って登り直し三斗小屋に出る。温泉宿の泊まり客が歩いているのか、この辺りから人を見かける様になった。

沼原湿原から三斗小屋まで花は数は少ないが、ヤマオダマキ、マイヅルソウ、ツマトリソウなどの草花の他、ツツジ科の樹木のウラジロヨウラクとサラサドウダンの花が見られた。

三斗小屋から三本槍ヶ岳まで

さて、当初の予定通りに隠居倉経由で朝日岳を登ると一日の歩く時間が短くなってしまうので、大峠、三本槍ヶ岳経由で朝日岳を目指すことにした。
先週に比べて、どの程度、咲いている花が変わっているかも興味のあるところだ。

比較的大きな群生を作っていたサンリンソウは、ほぼ花を散らしていて、変わる様にカラマツソウが僅かに蕾をほころばせていた。サンリンソウは終わりでカラマツソウはまだ早い。
大峠下のコイワカガミも花は散らせていた。

大峠にはサラサドウダンが低木として密集していてい、えんじ色の花をたっぷりと咲かせていた。蕾も多く見られたから満開はまだ先の様だ。

大峠から三本槍ヶ岳の稜線の道は、地図には花の道と書かれているが、なるほど多くの花が見られた。ウサギギクのヒマワリの様な黄色く陽気な花が点在している。ハクサンチドリの薄紫の花もあちこちで見られた。カラマツソウはここでもまだ蕾だ。

この尾根は冬の風が強く積雪量も多いために丈の高い樹木はない。人の背丈ほどの低木ばかりだが、その下にゴゼンタチバナやイチヤクソウの花が見られた。

三本槍ヶ岳の山頂に着いた時には雲が深くなって眺望は得られなかった。

朝日岳から日ノ出平まで

三本槍ヶ岳の山頂下では僅かにミツバツツジの花が見られたが、アズマシャクナゲの花は終わっていた。
代わりに、朝日岳と峰の茶屋峠の岩稜には、アカモノ(イワハゼ)の白い花が点々と咲いていた。蕾の方が多いので、これからどんどん咲いて行くらしい。

峰の茶屋峠の軒下で休憩を取っていると、雨が降り出し、雷が鳴り出した。
茶臼岳の登る予定だったのだが、雷には勝てないので、まっすぐに日ノ出平に向かいそのまま沼原湿原に下る。

雨は激しくなり、雷の音が空気を引き裂いているが、日ノ出平から沼原湿原まで樹林の道なので、落雷の心配をせずに済んだ。夕立は午後3時を過ぎなければ降らないだろうと思っていたのだが、午後1時半に降り出したのは、少し早かった。
こうした天候の急変に合わせて歩く登山道を臨機応変に帰られるのも那須岳の魅力だろう。もし、夕方まで晴れていれば、茶臼岳と南月山に登ってから沼原湿原に下ることも出来た。

日ノ出平から分岐して沼原に直接行く道は、稜線の上の区間の刈り払いがまったくされていないので、道の先が見えない。すでに雨が降り出していてカッパを着ているからかまわないのだが、雨天の翌朝にでもこの道を歩くとたっぷり雨露を含んだ葉で全身がびしょ濡れとなるだろう。
稜線の平坦な区間は勾配が全くなく、日ノ出平の分岐から下り始めまで高低差は10mしかなかった。
下りはじめると、刈り払いがされていて歩きやすい道となった。

地図

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