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穂高連峰(西穂高岳・奥穂高岳・北穂高岳)

西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳、大キレットへ至るエリアです。ロッククライミングを伴わない登山道としては最難関の登山道です。

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西穂高岳へは新穂高温泉からロープウェーが伸びているので、アプローチがしやすいです。ロープウェー展望休憩舎から西穂高岳までは岩場の道ですが、性悪な箇所は一カ所だけで手軽に岩峰に登ることが出来ます。
上高地側からの登山道も設けられています。また、焼岳から中尾峠を越えて縦走路があります。
西穂高岳からの眺望は絶景で、南に焼岳・乗鞍岳の山容が一望でき、北を見れば穂高連峰とその先に聳える槍ヶ岳が一望できます。上高地の早朝は雲がかかっていて、梓川を挟んで霞沢岳が見られます。

西穂高岳から奥穂高岳までは岩場が続きます。初心者が登覇するのはまず無理で、両神山の八丁峠登山道や八ヶ岳の横岳縦走路で経験を積んでからアプローチをする区間です。道の岩場には最小限のクサリ場が設けられているだけで、殆どの岩場は手と足を使って登ります。ペンキのマーキングが無ければ経験者でも立ち往生する箇所が随所にあります。
岩稜なので眺望は抜群です。天候に恵まれれば周囲の山並みを一望できます。運が良ければ雷鳥が見られます。奥穂高岳に近づくとジャンダルム(標高3163m)と呼ばれる岩峰が聳えています。垂直に近い岸壁で、マーキングを頼りに登ります。ジャンダルムの頂から北を見ると、奥穂高岳が眼前に広がります。圧倒的な景色です。

奥穂高岳へのアプローチは複数あります。一番の難路が西穂高岳から岩稜を経て山頂に至るルートです。西穂高岳から奥穂高岳まで6時間半から7時間ほどかかります。上り下りの激しい岩稜です。
他に上高地から詰めていって涸沢カールからアプローチするルートがあります。
西側からのルートは白出沢を登るルートがあります。
北からのアプローチは北穂高岳(標高3106m)を経て南下するルートです。西穂高岳の縦走路ほどではありませんが、このルートも岩峰を上り下りしながら進む道です。北穂高岳の山頂には北穂高小屋があります。テント場は小屋からかなり離れた所にあります。北穂高岳からの岩場を終えると涸沢岳の安易な登山道に変わります。のっぺりとした涸沢岳ですがのんびりと歩ける山なのでホッとします。

北穂高岳から北に縦走路があります。途中に大キレットの難所がありますが、本当に危険なのは長谷川ピークのナイフリッジだけであとはクサリ場とハシゴ場が設けられています。南岳への登りは登山道から見上げるとどこにあるのだろうと途方に暮れる岸壁が聳えていますが、登山道は西側の橋にハシゴ場が設けられていて、楽に登れます。

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大キレット(槍ヶ岳-北穂縦走路)

槍ヶ岳から南岳までは岩と石のごつごつした稜線の道。大キレットは岩稜の縦走路として高い人気を持っている。

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北穂高小屋

北穂高岳北峰の頂きにある有人の山小屋。

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北穂高岳テント場

北穂高小屋が管理する有料のテント場。小屋から200mほど離れている。

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奥穂-北穂縦走路

奥穂高岳と北穂高岳を結ぶ岩の稜線の上の縦走路。大キレットや西穂奥穂縦走路に隠れてしまっているが、大変な難路。

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穂高岳山荘

奥穂高岳と涸沢岳の鞍部にある有人有料の山小屋。

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奥穂高岳

日本第3位の高峰。

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西穂-奥穂縦走路

西穂高岳から奥穂高岳を結ぶ岩稜の上の縦走路。国土地理院の1/25000の地図に描かれている登山道の中では、最も難易度の高い道と言われている。

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西穂高岳

穂高を冠するピークの中で、唯一3000m未満の頂き。穂高縦走路はこのピークの北から奥穂高岳までが岩場の難所となっている。

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西穂山荘

有人有料の山小屋。新穂高温泉からロープウェーで直接アプローチが出来るので、人気が高い。

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Yuichi Mizunuma H.N.う

Yuichi Mizunuma (H.N.zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。

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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。

現在は八王子市に居住中、今後は八王子市から離れることはありません。

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