平成25年度の警察庁が発表した資料によると、山岳遭難の発生件数は2,172件 (前年対比+184件)、遭難者 2,713人 (前年対比+248人)です。
内訳は死者・行方不明者320人 (前年対比 +36人)、負傷者 1,003人 (前年対比 +76人)、無事救助 1,390人 (前年対比+136人)となっています。
発生件数、遭難者、死者・行方不明者が、統計の残る昭和36年以降で最も高い数値となりました。
全発生件数2,172件の内の70.3%(1,527件)が携帯電話(スマートフォンを含む)で救助を依頼しています。
この数字を見ると、携帯電話、もしくはスマートフォンを持たずに歩いていれば、1,527件に含まれる人が救助の要請を出来なかったことになり、被害が拡大しただろう事は容易に想像が出来ます。
参考資料「平成25年中における山岳遭難の概況 - 警察庁 」。
安易に警察に救助を要請するという弊害があるのも事実ですが、携帯電話やスマートフォンが登山者の重要な道具となっています。地図と方位磁石の次ぐらいの重要度を持っていると言えるかもしれません。
当サイト“登山と携帯電話の通話状況”は、そうした登山での携帯電話とスマートフォンの必要性から、岳人あこがれの北、中央、南の日本アルプスの全域から、登山とは言いがたいハイキングの山の高尾山から三頭山山域にかけての森林公園、登山者が増加しつつある奥羽山脈など、日本の全ての“山々”の携帯電話の通話状況を共有できる様に作成をしました。
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Yuichi Mizunuma (H.N.うーたん or zen)
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2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。
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使用の登山靴はドイツ製のマインドル・アルパインを主に縦走登山に、日帰りから3泊程度の短い山旅にはモンベル・ツオミを使っています。冬期登山はモンベル・アルパインクルーザー3000です。
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は宇都宮市に居住中、今後は宇都宮市から離れることはありません。現在は事情があって外泊が出来ないので、休日に福島県や群馬県や茨城県に400kmから600kmくらいの日帰りツーリングをしたり、那須岳や日光連山や南会津山地に日帰り登山をしたり、銚子市やいわき市勿来や福島市辺りまで200km-250kmほどのサイクリングに行ったりとしています。