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令和3年度の警察庁が発表した資料によると、山岳遭難の発生件数は2,635件 (前年対比+341件)、遭難者 3075人 (前年対比+378人)です。
内訳は死者・行方不明者283人 (前年対比 +5人)、負傷者 1,157人 (前年対比 +183人)、無事救助 1,635人 (前年対比+190人)となっています。
全発生件数2,635件の内の82.0%(1,527件)がスマートフォン、携帯電話(アマチュア無線を含む)で救助を依頼しています。
この数字を見ると、スマートフォン、もしくは携帯電話を持たずに歩いていれば、1,527件に含まれる人が救助の要請を出来なかったことになり、被害が拡大しただろう事は容易に想像が出来ます。
参考資料「令和3年中における山岳遭難の概況 - 警察庁 」。
スマートフォンは安易に警察や山岳警備隊に救助を要請するという弊害があるのも事実ですが、携帯電話やスマートフォンが登山者の重要な道具となっているのも事実です。地図と方位磁石の次ぐらいの重要度を持っていると言えるかもしれません。
当サイト“登山とスマホの通話状況”は、そうした登山での携帯電話とスマートフォンの必要性から、岳人あこがれの北、中央、南の日本アルプスの全域から、登山とは言いがたいハイキングの山の高尾山から三頭山山域にかけての森林公園、登山者が増加しつつある奥羽山脈など、日本の全ての“山々”のスマートフォンの通話状況、通話範囲を共有できる様に作成をしました。
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