那須岳登山|クライミングトーク

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三斗小屋温泉(標高1470 m)

三斗小屋温泉

車道はなく最寄の駐車場から徒歩で最短でも2時間を要する秘湯中の秘湯。北アルプスでよく見かける大規模な山小屋風の建物が数棟建っているが、大黒屋と煙草屋というれっきとした旅館です。茶臼岳から三本槍ヶ岳に至る縦走路の丁度中ほどの熊見曽根から西に下る道が直接三斗小屋温泉に通じているほか、沼原湿原から登ってくる道と大峠から下ってくる道が三斗小屋温泉で合流するので山中の十字路となっています。


地図で見る三斗小屋温泉


三斗小屋温泉-三斗小屋宿跡
三斗小屋温泉-三斗小屋宿跡

沼原湿原から麦飯坂を通って三斗小屋宿跡に至り、宿跡から三斗小屋温泉に通うルートです。三斗小屋宿跡までは車道が通っていて特に通行制限も内容なので、殆どの登山者はここまで車で乗り入れるようです。会津中街道の難所と言われた麦飯坂はひっそりとしていましたが、ちゃんと整備されていて歩きやすい道でした。...もっと読む »

累積標高864 m(登り 514 m 下り350 m)
距離:7.54 km

三斗小屋温泉-大峠
三斗小屋温泉-大峠

利用者は少ないですが、三斗小屋温泉に前泊をしてから大峠、三本槍ヶ岳、茶臼岳と縦走する登山者も多い様です。
大峠(1450m)から三斗小屋温泉(1470m)までは、峠沢、中沢、赤沢の三つの沢を徒渉します。橋は無いので雨天で増水中の時には渡れないこともあります。また、沢筋は標高が低く最低部は1300mですから、150m下って170m登り返す事になります。実際に歩くと、沢と沢の間の尾根の登り下りもあるので、地図で見る異常に体力を使うルートです。...もっと読む »

累積標高581 m(登り 280 m 下り301 m)
距離:2.91 km

三斗小屋温泉-峠の茶屋
三斗小屋温泉-峠の茶屋

温泉宿の泊まり客が最も多く利用するのが、峠の茶屋県営駐車場から峰の茶屋峠を越えて三斗小屋温泉に至るルートです。登り下りは峰の茶屋だけなので標高差は約300mほど。高尾山に登る3/4ほどです。道も良く整備されているので登山靴で無くとも歩きやすく滑らない靴底のシューズなら歩くのに不自由は無いでしょう。途中に延命水という湧水を飲めます。...もっと読む »

累積標高876 m(登り 454 m 下り422 m)
距離:4.52 km

三斗小屋温泉-沼原湿原
三斗小屋温泉-沼原湿原

沼原湿原から姥ヶ平下、御沢を経由して三斗小屋温泉に至るルートです。途中に日の出平に出る道や牛ヶ首に出る道との分岐があります。
沼原湿原の標高が1275m、三斗小屋温泉の標高が1470mなので、御沢の登り下りを加えても300mほどの累積標高しか無いので歩いて楽な道ですが、利用者は少ないようです。三斗小屋温泉に最短距離で登ろうとすれば三斗小屋宿跡まで車で移動をして歩いた方が近いからでしょう。...もっと読む »

累積標高728 m(登り 448 m 下り280 m)
距離:5.90 km

三斗小屋温泉-熊見曽根
三斗小屋温泉-熊見曽根

三斗小屋温泉と熊見曽根の間に隠居倉のピークがあります。温泉と隠居倉の中ほどに温泉源がある様で、盛んに白い湯気を吹き上げています。登山道脇に湯を引く配管も通っています。三斗小屋温泉から隠居倉(1819m)まではなかなかの坂道ですが標高差が400mに満たないので、それほどのことはありません。
隠居倉は茶臼岳から三本槍ヶ岳に連なる主稜線から西に張りだしている上にピークに樹木が無く視界が遮られないので、他のピークでは得られないユニークな景観が楽しめます。茶臼岳や三本槍ヶ岳、三倉山の山稜など、他とは違った形が見られます。...もっと読む »

累積標高525 m(登り 479 m 下り46 m)
距離:2.14 km

三斗小屋温泉-牛ヶ首
三斗小屋温泉-牛ヶ首

三斗小屋温泉から姥ヶ平を経て牛ヶ首に抜けるルートです。牛ヶ首は十字路となっていてロープウェー山頂駅、南月山・白笹山方面、峰の茶屋と通じているので、三斗小屋温泉-牛ヶ首ルートを元に様々な登山ルートを組み合わせることが出来ます。
晩春から初秋にかけての登山シーズンに歩く人は少ないですが、姥ヶ平の紅葉が見事なので秋の盛りには多くに登山者で賑わいます。...もっと読む »

累積標高545 m(登り 410 m 下り135 m)
距離:4.01 km

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運営者紹介

Yuichi Mizunuma H.N.zen

Yuichi Mizunuma (H.N.zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板ツーリングトークのWebMasterもしています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。

2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は東京都八王子市に居住中、今後は八王子市から離れることはありません。