音金上ノ坪稲荷神社から三倉山まで 6.4 km
累積標高1301 m(登り 1220 m 下り81 m)
音金上ノ坪稲荷神社から急峻な尾根道をジグザグに上ると尾根の上に出ます。樹林帯なので眺望は無いですが、アスナロやコメツガなどの森林は那須連山の他の山域では殆ど見ないので、一見の価値はあります。
登山道は稲荷神社から荒れた車道をしばらく歩き、車道の行止からジグザグの登り、尾根の上に出てからはなだらかな勾配の道へと、変わって行きます。唐沢山のピークに登った時が一つのハイライトで、ここからは森林限界を越えているわけでは無いのですが、純林に近いコメツガの林となっていて、小さなピークの上のコメツガは風雪に耐えるために人の背丈ほどの矮樹となっています。ダケカンバやカラマツの矮樹はよく見かけますがコメツガの矮樹は、わたしはこの稜線で初めて見ました。