日本で最も長大な縦走路を持つのが北アルプスです。南の上高地や新穂高温泉から北の親不知まで10日前後をかけて歩く事が出来ます。
南アルプスの北半分、三峰岳から北がわの山域は交通のアクセスが比較的良く、多くの登山者が訪れます。対して南半分、三峰岳から南がわの山域は、主に静岡県側から荒川東岳、赤石岳、聖岳、光岳など日本百名山の山々を登り下る登山者は多くいますが、縦走路を歩く登山者は少ないようです。
東京都の最高峰の雲取山から、長野県の小川岳、山梨県の瑞牆山まで、長大な奥秩父山脈を歩く縦走路があります。
この縦走路の長さは日本でも有数で、北アルプスと南アルプスの縦走路を除くと整備された登山道を持つ山脈の中では最も長い道です。例えば八ヶ岳を編笠山から蓼科山まで縦走しても3泊4日、中央アルプスを越百岳から木曽駒ヶ岳まであるいても3泊4日しかかかりません。雲取山から小川山まで歩けば4泊5日を費やします。
日本で一番登られている山の一つが八ヶ岳でしょう。
八ヶ岳連峰の最高峰は赤岳で2899mあります。3000mに101m足りませんが、火山の地形と気候が森林限界を押し下げていて、高山的な雰囲気は南アルプスの3000m峰と変わりがありません。
登山道は縦に一本、編笠山から蓼科山まで通っています。この縦走路に接続して、肋骨の様に東西に登山道が派生しています。
東京の西の端の奥多摩三山は日帰りハイキングの山として高い人気がありますが、御前山と三頭山に無料で泊まれる避難小屋があり、1泊2日の縦走をするのに利用できます。
また、電車とバスの便に優れている上に、各地にキャンプ場が点在しているので、山と尾根を縦走してバスで移動して、キャンプ場でテント泊をしてから、翌日に新しい山と尾根を縦走することもできます。
バラエティーに富んだルートを自由にプラニングできる魅力が奥多摩三山にあります。
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使用の登山靴はドイツ製のマインドル・アルパインを主に縦走登山に、日帰りから3泊程度の短い山旅にはモンベル・ツオミを使っています。冬期登山はモンベル・アルパインクルーザー3000です。
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は宇都宮市に居住中、今後は宇都宮市から離れることはありません。現在は事情があって外泊が出来ないので、休日に福島県や群馬県や茨城県に400kmから600kmくらいの日帰りツーリングをしたり、那須岳や日光連山や南会津山地に日帰り登山をしたり、銚子市やいわき市勿来や福島市辺りまで200km-250kmほどのサイクリングに行ったりとしています。
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