高尾山登山

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02月の1号路

国道20側の入り口から高尾山まで 4.0 km

2012/2/11の高尾山の道の様子です。

写真で見る02月の1号路

甲州街道がわの表参道

高尾山の表参道は甲州街道から、丁字路にある高尾橋を渡り始まります。表参道の入口がここなのですが、利用者が一番多い京王線高尾山口駅からの歩道はこの入口を通らないので利用者は比較的少ないです。ここから奥にある高尾病院までは一般車の通行が可能なので、特に早朝は車が多く通ります。

表参道の風景

表参道の入口には土産物屋や食堂が並んでいます。高尾山口駅からの通路に比べて幅員が広いので店舗とあいまっていかにも参拝路の雰囲気があります。

紅葉橋と交差点

表参道を北の方角に登ってゆくと京王線北高尾駅からの路と交差します。紅葉橋を渡って路なりに直進すると表参道(1号路)に入り、左に曲がるとケーブルカーの清滝駅(山麓駅)となります。ここから高尾山薬王院の参拝者やハイカーが多くなります。
ここは「東海自然歩道」の起点ともなっています。

長い登り道の始まり

表参道の十字路を過ぎると徐々に勾配がきつくなって行きます。ここからケーブルカーの山上駅までの約2.1kmは厳しい坂道が続きます。

杉の木の伐採跡

2011年9月の台風の影響で高尾山の樹木が多数倒れました。ここでも倒れた杉の木を伐採しています。身近に林業の現場を見られる珍しい場所です。

最初の屈曲箇所

入口から約900m、標高354m。
表参道は入口から合計で3箇所の屈曲箇所があります。ここを登り下りする車が多くありますが、このカーブは曲がりきれないので必ず切り返します。

2つ目の屈曲箇所と金比羅台の入口

入口から約1.0km、標高378m。
2つ目の屈曲路には金比羅台に至る道との分岐があります。歩く距離は表参道の方が200mほど多くなりますが、勾配が金比羅台の路よりもなだらかなので歩きやすいです。
晴れていて空気が澄んでいれば、金比羅台から新宿の高層ビルやスカイツリー、筑波山が見られます。

4つめの屈曲箇所

入口から約1.2km、標高387m。
4つめの屈曲箇所で金比羅台の路と合流をします。

長く変化の乏しい登り坂

4つめの屈曲箇所を過ぎてからエコリフト乗降場まで、変化の乏しい長い登り坂となります。
路の左右には針葉樹の過ぎの他に、広葉樹のあかしでの木などが見られます。

城見台

入口から1.4km。
樹木で覆われている広場で眺望はありませんが、丸太を輪切りにしたベンチが4つ置かれています。
広場は北に向かって設けられているので、以前に樹木が茂る前には八王子城のある城山が見られたのでしょう。

雨水に浸食された木の根周りの土砂

高尾山に限らず日本中の全ての山の登山道は、雨水によって浸食されています。高尾山は人の往来が多いために整備が行き届いているので、樹木の根を覆う土砂の浸食も抑えられているようです。
それでも写真の様に木の根を覆っていた土砂が流失してしまい、根がむき出しとなっている木が数多く見られます。

エコリフト乗降場

入口から1.8km、標高480m。
エコリフトの山上側の乗降場です。

ビアマウント

入口から2.1km、標高489m。
ビアマウント(高尾山のビアガーデン)やケーブルカーの山上駅がある一角です。
入口から続いてきた急勾配の坂道はここまでです。ここから薬王院まではアップダウンを繰り返しながら少しずつ標高を積み重ねてゆきます。

ケーブルカー山頂駅

ケーブルカーの山頂駅です。
入口は表参道から10mほど奥まっています。

展望所から見た都心

展望所は東南の方角に視界が開いていて、新宿や横浜の高層ビルが見られます。

2号路との交差点

2号路との交差点のある広場です。
ここには茶屋があり、いつも混雑をしています。

サル園

サル園です。

蛸杉

高さ37m、幹周り6mの大木です。樹齢は約450年と推定されています。
この杉は八王子市指定の天然記念物で、蛸杉の由来は「昔参道開さくの際、盤根がわだかまって工事の邪魔になるところから伐採しようとしたら、一夜にして根が後方に屈折した」と言う伝説から来ました。

浄心門と2号路

入口から2.4km、標高489m。
浄心門をくぐると殺生禁断の領域となります。
この門の左右に2号路の入口があります。

神変堂

浄心門の内側に建っている神変堂(じんぺんどう)です。
神変堂は神変大菩薩を祀る小社でです。神変菩薩とは「役の行者(えんのぎょうじゃ)」と言う大峰山を開山したと伝えられる修験道の開祖と言われている方です。別名は役の小角。
高尾山の開山は奈良時代初期(634-701)の頃の役の行者よりもやや時代が降った行基菩薩(668-749)と薬王院の縁起には書かれていますので、直接の縁はないと思われます。
真言密教の寺院には開山の祖を役の行者、中興の祖を弘法大師と伝えるところが多くあります。薬王院に役の行者が祀られているのも同様の経緯からかも知れません。
役の行者は雑密を唱えながら日本の山野を翔ぶ様に歩いていたと伝えられています。そのことから、若い頃は同じ様な山林遊行の僧だった真言密教をもたらした弘法大師と縁があると思われているのかも知れません。

男坂女坂の分岐

入口から2.5km、標高497m。
登山道や参拝路の坂道でよく見られる男坂と女坂です。
左に進むと108段の階段を上る男坂、右に進むとなだらかな坂道を登る女坂です。

飯縄大権現の石碑

南無飯縄大権現と刻まれた石碑。
寺院である薬王院に神社である飯縄大権現の石碑があるのは神仏混合の名残です。明治時代初期に廃仏毀釈がなされましたが、奈良県十津川村を除く他は、この高尾山の様に寺院と神社を完全には分離しませんでした。
飯縄神社の公式ホームページ。
飯縄神社は長野県長野市にあります。

男坂の階段

男坂の階段は108段あります。除夜の鐘と同じ数です。
ほとんどの参拝者やハイカーはなだらかな女坂を利用するので、男坂は混雑する週末や祝祭日でも空いています。

歌碑の路

和歌の石碑が路の右側に並んでいます。

男坂と女坂の合流点

入口から2.8km、標高524m。
男坂と女坂が合流する箇所にはラーメン屋があり、仏舎利へ登る道の分岐があります。

高尾山のスギ並木

樹齢千年近い大木のあるスギ並木です。東京都指定の天然記念物です。

山門

入口から3.0km、標高561m。
山門をくぐると護摩の受付所やお守りの売店などがあります。
山門には四天王像が飾られています。

山門の時国像

山門には時国天(じこくてん)の他に、増長天(ぞうちょうてん)、多聞天(たもんてん)、広目天(こうもくてん)の像が飾られています。

護摩申込所

山門をくぐると右手に護摩申込所があり、並んでお守りなどの売店があります。

仁王門と階段

仁王門の手前の階段を33段登ると本堂です。
仁王門の左右には、正面には阿吽像が2体、背面には鴉天狗と大天狗像が2体置かれています。
仁王門の建築年代を記す文献は無いそうですが、建築様式などから17世紀後半から18世紀前半にかけての江戸時代後期の建築と思われています。

高尾山薬王院有喜寺本堂

高尾山薬王院有喜寺の本堂です。
ここにいると、良くお経が聞こえてきます。
仁王門をくぐって本堂の右手(東側)に鐘楼がありますが、その鐘楼の下に菩提樹が植えられています。
高尾山薬王院の公式ホームページ

福徳稲荷

権現堂の左手奥に小社が2つ建てられています。
朱色に塗られた社が福徳稲荷です。

不動堂の階段

権現堂の裏に不動堂がありますが、そこへ階段で上ります。

薬王院飯縄権現堂

江戸時代の享保14年(1729)に権現堂が建立されました。寺の開基が天平16年(744)、中興が永和年間(1375-1379)と言われているので、権現堂は寺よりもずいぶん後になって建てられたことが分かります。
現在の建物は文化2年(1805)に修理されたものです。

高尾山不動堂

不動堂は元々は現在の本堂の位置にあって護摩堂と呼ばれていました。
明治43年頃にこの位置に移され不動堂となりました。
建築様式から17世紀後半の建立と思われます。

土の路の始まり

参拝者向けの舗装路は不動堂で終わります。不動堂の裏手から土の道となります。

いろはの森の路の分岐

日影沢や小仏関跡に降りられる「いろはの森の路」の分岐です。
大きな白地に「森の図書館」と書かれてある看板が目印です。

5号路との分岐

高尾山の山頂をぐるりと周回している路が5号路です。
ここは交差点となっていて、左右のどちらに行ってもここに戻ってきます。

高尾山の山頂

入口から4.2km、標高600m。
高尾山の頂は広場の東の端にあります。


地図で見る02月の1号路


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Yuichi Mizunuma H.N.うーたん

Yuichi Mizunuma (H.N.うーたん or zen)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板自然派空間のWebMasterもしています。
2007-2013にかけて、北海道利尻礼文から九州屋久島まで日本の主要な登山道を歩いてきました。日本百名山は2013年9月に全山登頂を達成。

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使用の登山靴はドイツ製のマインドル・アルパインを主に縦走登山に、日帰りから3泊程度の短い山旅にはモンベル・ツオミを使っています。冬期登山はモンベル・アルパインクルーザー3000です。

2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。

2014年に東京都から栃木県に引っ越しました。現在は宇都宮市に居住中、今後は宇都宮市から離れることはありません。現在は事情があって外泊が出来ないので、休日に福島県や群馬県や茨城県に400kmから600kmくらいの日帰りツーリングをしたり、那須岳や日光連山や南会津山地に日帰り登山をしたり、銚子市やいわき市勿来や福島市辺りまで200km-250kmほどのサイクリングに行ったりとしています。

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